村内視察研修 『読谷村の新しい観光資源』
はいたい
ちゅらむら読谷 山城です
去った3月19日(火)
よみたん民泊協力会恒例の村内視察研修が行われました
前日の嵐のような大雨が嘘のように、晴天にも恵まれました
きっと、普段の皆さんの行いがいいからですねっ
今回の視察研修は、今までとは一味違った『読谷村の新しい観光資源』をお勉強して頂こうという事で、
午前・午後の二部構成で行われました!
午前中は、読谷村の平和学習を時系列を追って学習しました。
講師には、読谷民泊協力会会員でありながら、
読谷村地域ガイドとしてご活動をされている青山礼子さんへお願いしました。
民間の会社が請け負った、北飛行場の建設時の様子や、
沖縄戦の米軍上陸地点となり、苦労して村民が作った飛行場が米軍にあっという間に乗っ取られてしまったこと。
でも、米軍が散布した薬のおかげで、中南部はマラリアの被害にあわなかったこと。
また、有名な2つのガマでのできごと。
カメーカメー攻撃は、戦後食糧不足で自分たちの食べるものもままならない中、
助け合いの気持ちが強い沖縄の人は、家に来た人にたくさん食べて、と食べさせたのが、
今のおじーおばーが孫やお客さんにカメーカメー攻撃をする由縁だということ。
青山さんのお話は、とても身近で分かりやすく、協力会の皆さんも真剣に聞き入っていました。
民泊協力会会員の皆さんの中には、戦争経験者もいらっしゃいます。
みなさんがここにいることが、とてもありがたく素晴らしいことだと思いました。
私達、戦争を経験していない世代が、たった68年前に起こった悲惨な出来事を風化させることなく、次の世代にも平和の大切さを伝えていける様にならなくてはいけないなぁと
改めて考えさせられました。
事前講習が終わったところで、フィールドワークへ出発です!
マイクロバス3台に乗り込み、まず向かった先は、読谷村高志保にあります、
『さとうきび畑』の歌碑建立地です
ざわわ~ざわわ~ざわわ~♪
で全国的に有名な、あの歌です!
読谷村観光協会会長 小平武氏
さとうきび畑歌碑建立実行委員会事務局長 山内順盛氏の2名に、歌碑建立にまつわるお話をして頂きました。
米軍が上陸した海岸を望む、さとうきび畑の中に囲まれた場所で、
『さとうきび畑』のやさしいメロディーが流れ、
父親を失った少年の悲しみが心に響くようでした。
次に向かったのは、読谷村楚辺にある
『艦砲の喰ぇーぬくさー』歌碑建立予定地です。
今回は、歌碑建立実行委員会委員長 池原玄夫氏にお話を頂きました。
建立予定地の選定については、米軍上陸地点である海岸が見えること、
また歌詞の中にも出てくる『畑やカナアミ銭ならん(畑も金網の中で銭にはならない)』
と歌われていることから、トリイ基地の金網が見える場所を選定したそうです。
この歌は沖縄の島クトゥバで歌われた琉歌で、
歌詞の中には戦中、戦後の戦争体験者の思いが綴られていて、艦砲射撃によって犠牲になった人々への哀悼とともに、悲惨な沖縄戦を生き残ったうちなーんちゅの戦争を恨み平和を願う心情がつづられています。
また、『喰ぇーぬくさー』とは『喰い残し』という意味ですが、
「鉄の暴風」と呼ばれたほど凄まじかった艦砲射撃や、当時の様子を歌っている、との事でした。
現在、沖縄戦の実相を伝える象徴として、実行委員会を中心に歌碑建立に向けた活動が行われています。
2つの歌碑についてお話を聞いたあと、
私たちは北飛行場跡地であるJAファーマーズマーケットへ向かいました。
跡地には現在、読谷村役場や読谷中学校など、地域の公共施設が数多く建てられ、
今後もどんどん変貌していく計画が立てられています。
午後は、読谷村役場の職員の方々にお越しいただき、
現在進められている読谷村の村づくり計画についてお話を頂きました。
午後の講習に入る前に、残波岬ロイヤルホテルへ立ち寄り
皆さんお待ちかねのランチバイキング♪
和洋中種類も豊富で美味しかった~
午後は三部編成に分かれ、お話をして頂きました。
①読谷村鳳計画及び農業振興について
②大湾東・大木地区区画整理事業について
③道路網整備事業について
今後の読谷村がどんどん変わっていく様子が楽しみですね~
1日で沖縄戦から現在までの流れをたくさんお勉強することができました!!
みなさん、長い1日となりましたが、本当にお疲れ様でした~
4月からの民泊シーズンも一緒に楽しくがんばりましょうね
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